ENFJ と INTP は先に見るものがほとんど反対です。ENFJ は人のあいだの雰囲気を先につかみ、INTP は言葉の中身が合っているかを先に見ます。だから初めは互いを珍しがっていても、一緒に過ごす時間が長くなると、相手がなぜそうするのか分からない場面がよく出てきます。二人が違うのは愛情の度合いではなく、何を先に見るかなのです。
互いにないものを相手が持っているという点で引かれ合います。ENFJ は INTP が人前でできないことを代わりにやってくれます。集まりを準備し、話しかけ、関わりをつないでいくのです。INTP は ENFJ が見落とすものを見ます。雰囲気に合わせて決めたことが、実際には理屈に合わないと指摘してくれるのです。
会話が面白い時期も確かにあります。ENFJ は人についての話を長くし、INTP はその話から決まりを見つけます。二人が同じ人を見てまるで違うものを見ているので、話が長くなります。
ただし、もめごとが起きたときの収め方が正反対です。ENFJ は仲が悪くなったことから直そうとし、INTP は何が事実なのかから整理しようとします。どちらも正しいやり方なのに順番が違うので、互いに相手が大事なところを見ていないと感じるのです。
二人は気持ちの扱い方でいちばんよく食い違います。ENFJ がつらかったことを話すと、INTP はそのことの原因を指摘します。実はそれが INTP の助け方なのです。ENFJ は慰めではなく評価を受けたと感じます。
反対の場合もあります。INTP が静かに自分の考えだけをしていると、ENFJ は関係に問題が起きたと見ます。どうしたのかと尋ね、その問いが繰り返されると、INTP は一人でいる時間さえないと感じるのです。
人の多い集まりでも、二人の反応は違います。ENFJ はそういう場で元気が出て、INTP は疲れます。一緒に帰ってきて ENFJ はもっと話したがり、INTP は何も話したくありません。このとき ENFJ は INTP が黙っているのを見て、その日何かがまずかったと受け取ります。
言わずに分かってほしいときは特に食い違います。ENFJ は相手の表情だけでも気づく人なので、自分もそう気づいてもらえることを期待します。INTP は言葉にしていないことに気づけません。関心がなくてそうなのではなく、そうした気持ちを見て取れないのです。
関係を始めるのはほとんど ENFJ です。INTP は関心があっても先に連絡することがまれで、相手の好意を確かめるまで待ちます。ENFJ はその気持ちによく気づくほうなので、二人が付き合いはじめるところまでは難しくありません。
付き合っているあいだ、連絡の量が問題になります。ENFJ はよく確かめたがり、INTP は要る言葉だけを言います。INTP は何ごともないから連絡しないのに、ENFJ は INTP の気持ちが減ったと受け取るのです。
表し方も違います。ENFJ は言葉でよく表し、INTP は相手に自分の時間を渡すことで表すのです。INTP が自分の関心ごとを一緒にやろうと言うのは大きな表し方なのですが、ENFJ がそれに気づけなければ、何も受け取っていないことになります。
言い合いのときは ENFJ が言葉を増やし、INTP が言葉を減らします。話が長くなるほど INTP は整理する時間が要るようになり、ENFJ は INTP が黙っているのを、話をあきらめたと見るのです。
どちらが女性でも男性でも、ENFJ が人を気にかけるやり方と INTP の口数の少なさはそのままです。変わるのは、その行動について周りの人が言う評価です。
ENFJ 男性が人を気にかけて集まりを引っ張ると、リーダーだと言われます。ENFJ 女性が同じことをすると、リーダーだという言葉と一緒に、前に出たがるという言葉も聞きます。INTP 男性は口数が少なくても静かな人だという言葉で終わりますが、INTP 女性は人付き合いが下手だと言われるのです。
ENFJ 女性と INTP 男性が付き合うと、関係を保つ仕事のほとんどを ENFJ 女性が引き受けることになります。連絡を気にかけ、約束を取り、両方の家のことにも心を向ける仕事です。誰も頼んでいないのにそうなり、ENFJ 女性はありがとうという言葉もなかなか聞けません。
ENFJ 男性と INTP 女性が付き合うと反対になります。ENFJ 男性が関係を気にかけると優しいとほめられ、INTP 女性が静かにしていると無愛想だと言われます。二人のしていることは前の場合と同じなのに、周りの人は反対に評価するのです。
INTP は、原因を指摘する前に一度尋ねるのがいちばん効きます。ENFJ がつらかった話をしたとき、どうしてほしいのかを尋ねればよいのです。ENFJ が聞いてくれるだけでよいと答えれば、そうすれば済みます。こうして一度尋ねることが、二人の言い合いをいちばん多く減らします。
INTP は、一人でいたいときに理由を言う必要があります。INTP が何も言わずに静かになると、ENFJ は自分のせいだと考えます。今は考えを整理しているところで、何時間か後に話すと言っておけば ENFJ は待ちます。
ENFJ がすることは、望むことを言葉にすることです。INTP は表情や雰囲気だけでは、ENFJ が何を望んでいるのかに気づけません。ENFJ が気づいてもらうのを待っているだけでは、望むものは得られないのです。今日はただ聞いてほしいと言えば、INTP はそのとおりにします。
連絡の量を先に決めておくのもよいでしょう。一日に何度なら足りるかを互いに言っておけば、少なくて不満に思うことや、多くて疲れることが減ります。
それぞれが得意なことを受け持つ方法もあります。人のあいだのことは ENFJ が、事実を調べることは INTP が受け持てば二人とも楽です。互いに不得意なことをできるようにさせようとすると、二人とも疲れます。
ENFJ と INTP で出会って互いをいちばん楽な人だと考えるようになるカップルもいれば、数か月で疲れて別れるカップルもいます。
人によって違うことの一つは、望むことを言葉で頼めるかどうかです。同じ ENFJ でも、望むことを言葉にする人と、気づいてもらうのを待つ人がいます。相手の気持ちを見ることに慣れているかどうかも人によって違います。同じ INTP でも、相手がつらそうなときに先に尋ねる人と、原因から指摘する人がいるのです。一人で過ごさなければならない時間の長さも、人によって違います。
望むことを言葉で頼む習慣や、相手がつらそうなときに先に尋ねる習慣は、タイプだけでは分かりません。この違いを確かめるために、Beyond Persona は特性を36の項目で測り、二人の結果を並べます。
ENFJ と INTP は正反対で合わないのですか
正反対と言うほどではありません。互いにないものを持っているので得るものが多い組み合わせです。ただし合わせるのに力が要るので、二人とも努めなければ長く続けにくいのです。
INTP が慰めてくれないのですが、気持ちがないのですか
ほとんどはそういう意味ではありません。INTP は問題をなくすことが助けになると考えています。だから慰めの代わりに原因を指摘します。何をしてほしいのかを言えば、そのとおりにします。
ENFJ がしきりに何かあったのかと尋ねてきます
何もないという答えだけでは、ENFJ は安心できません。今は考えているところだとか、今日は少し疲れたとか、理由を言えば ENFJ はあまり尋ねなくなります。ENFJ は関係を心配して尋ねているのです。
連絡のことで言い合いが続くのですが、方法はありますか
互いの目安を数で決めておくのがよいでしょう。一日に何度、返事はいつまで、という程度で足ります。二人が言い合いになるのは、愛情が足りないからではなく、連絡を何だと考えているかが違うからです。
同じ組み合わせでも、二人が実際にどう過ごすかはタイプだけでは分かりません。 Beyond Persona は 36 の傾向を別々に測り、二人の結果を突き合わせます。
この文書は自己理解を助けるための行動パターンの説明であり、医療・心理の診断や相談に代わるものではありません。日常生活が揺らぐほどの困難が続く場合は、専門家の助けを受けることをお勧めします。