ISTJ と ESFP は一日の過ごし方がほとんど反対です。ISTJ は決めてある順番どおりにやり、ESFP はその時によいと思うことをやります。相性表では互いにないものを与え合う相手としてよく紹介されます。実際にそういう時期はあります。ただしその時期が過ぎると、同じ違いが言い合いの元になるのです。この組み合わせで大事なのは、どちらが正しいかではなく、何を各自で決めるかを分けることです。
初めは互いが珍しく見えます。ISTJ は計画がなくても一日を問題なく過ごすのを見て驚き、ESFP は決めてあることを違えずに守る姿を見て頼もしいと感じるのです。
実際に助け合う部分もあります。ISTJ を一人にしておくと、やるべきことだけをして何年も過ぎるのです。ESFP がそばにいれば、やってこなかったことを経験するようになります。ESFP を一人にしておくと忘れて取りこぼすものが多いのですが、ISTJ がそれを補います。
問題は、二人が楽になる状況が違うことです。ISTJ は次に何をするかが決まっているときに楽で、ESFP は決まっていないときに楽です。同じ状況で片方が楽なら、もう片方は落ち着かないのです。
いちばん大きな違いは計画です。ISTJ は何日か先の予定まで決めておこうとします。ESFP はその日になってみないと分からないと考えます。旅行一つ行くにも、片方は時間割を作り、片方は着いてから決めようと言うのです。
片づけ方も違います。ISTJ は物があるべき場所にないと落ち着きません。ESFP は今使いやすい場所に置きます。一緒に暮らせば、毎日この問題で言い合うことになるのです。
話し方でも食い違います。ISTJ は間違っていることを事実どおりに言います。感情を交えずに言うのが礼儀だと考えているのです。ESFP はその話し方から気持ちがないと感じます。何を言ったかより、どう言ったかを先に聞くからです。
感情を扱うときに特に分かれます。ESFP がつらくて話すと、ISTJ は何をどうすればよいかを教えます。ESFP が望んだのは方法ではなく、一緒につらがってくれることなのです。
始まりは ESFP が作ります。先に話しかけ、場を楽にします。ISTJ はその楽さがうれしいのですが、表すのは遅れるのです。
付き合っているあいだ、ESFP は一緒に過ごす時間に何をするかを大事に見ます。ISTJ は会うと決めた日に会うこと自体を大事に見ます。だから ISTJ は約束を全部守っていても、気持ちがこもっていないと言われることが起きるのです。
表し方が大きく違います。ESFP はその場で好きだと言葉にし、抱きしめるほうです。ISTJ は相手が必要だと言ったものを準備しておきます。二人が互いのやり方を知らなければ、二人とも愛されていないと感じてしまうのです。
言い合いのあとが特に食い違います。ESFP は感情を全部話してしまえば収まります。ISTJ は感情が高ぶっているあいだは言葉を減らし、落ち着いてから整理しようとするのです。ESFP はその静けさを軽く扱われたと受け取って、もっと大きな声になるのです。
ISTJ も ESFP も、男性だから女性だからといって性格が変わることはありません。変わるのは周りの評価です。
ISTJ 男性が感情をあまり表さなければ寡黙だと言われ、ISTJ 女性が同じことをすれば情がないと言われます。ESFP 男性が人とよく交われば明るいと言われ、ESFP 女性は家にいないという言葉まで聞くのです。
ISTJ 男性と ESFP 女性が付き合うと、家のことと人付き合いを気にかける仕事を ESFP 女性が引き受けることになります。ところがその仕事は、ESFP がいちばん苦手にする種類のものです。うまくできていないという言葉まで聞けば、関係は早く悪くなります。
ISTJ 女性と ESFP 男性が付き合うと、ISTJ 女性が冷たいと言われ、ESFP 男性は性格がよいと言われます。正確に気にかけているのは ISTJ 女性なのに、よい人だという評価は ESFP 男性が受けるのです。
決めることと決めないことを分けるのが先です。会う日と大きな金額がかかることは先に決め、その日に何を食べてどこへ行くかは当日に決めます。こう分ければ、ISTJ の不安も ESFP のもどかしさも減るのです。
ISTJ のほうですることは、言葉の順番を変えることです。方法を言う前に、つらかっただろうという言葉を先に言えばよいのです。中身は同じでも、この順番一つで ESFP の受け取り方が変わります。
ESFP のほうですることは、決めたことを守ることです。全部でなくても、二人で決めたことだけは守れば、ISTJ はこの関係を信じられるものとして見ます。
互いの表し方を言葉で教え合うことも要ります。ISTJ が準備しておいたものが愛情の表し方だと ESFP が知らなければ、ESFP はそれを愛情として受け取れません。
家事の目安を下げるのも方法です。ISTJ の目安をそのままにすれば、ESFP はずっとできない人になります。一緒に使う場所だけ目安を決めて、その目安も守れる線まで下げれば、二人とも毎日言い合わずに済むのです。
ISTJ と ESFP で出会って長くうまくやっている人たちもいれば、数か月で別れる人たちもいます。
決めたことを守るかどうかが一つです。同じ ESFP でも、二人で決めたことは守る人と、その時々で変える人がいます。言葉の順番を変えられるかどうかも分かれます。同じ ISTJ でも、方法より気持ちを先に言う人と、方法だけを言う人がいるのです。決まっていない状態に耐える度合いも人によって違います。
決めたことを守る習慣と、言葉の順番を変える力は、タイプを見ただけでは分かりません。Beyond Persona が 36 の傾向を別々に測って二人の結果を合わせるのは、そのためです。
ISTJ と ESFP は相性が悪いのですか
暮らし方が反対なので、合わせるのに力が要るのは確かです。ただし悪いと見るものではありません。何を一緒に決めて何を各自で決めるかを分ければ、互いに実際の助けになる組み合わせです。
ISTJ が慰めてくれないのですが、気持ちがないのですか
ほとんどはそういう意味ではありません。ISTJ は問題をなくすことが助けになると考えています。だから方法から言うのです。今は方法ではなく聞いてほしいと言えば、そのとおりにします。
ESFP が決めたことをよく守りません
全部守らせようとすれば失敗します。どうしても守ってほしいことを三つか四つに絞って伝えれば、それは守ります。守る項目が長くなるほど、守られる割合は下がるのです。
片づけのことで毎日言い合うのですが、方法はありますか
場所を分けるほうがよいでしょう。一緒に使う場所は ISTJ の目安に合わせ、各自が使う場所は互いに言わないことにします。目安を一つにそろえようとすれば、二人とも疲れます。
同じ組み合わせでも、二人が実際にどう過ごすかはタイプだけでは分かりません。 Beyond Persona は 36 の傾向を別々に測り、二人の結果を突き合わせます。
この文書は自己理解を助けるための行動パターンの説明であり、医療・心理の診断や相談に代わるものではありません。日常生活が揺らぐほどの困難が続く場合は、専門家の助けを受けることをお勧めします。