OUTSIDER · 非順応型

Nonconformist 非順応者

Nonconformistは周りに合わせない人。英国では国教に従わない人を指した語。

皆が同じやり方にそろえようと言うとき、非順応者はそのやり方が自分に合うかどうかから尋ねます。反対しようとしているのではなく確かめようとしているのですが、その問い自体が、場合によっては居心地悪く聞こえます。

そのため、ひねくれている、協力的でないと評されます。非順応者が守ろうとしているのは、慣習と違っていても自分の意見を言う力です。ほかの人が決めた基準で、自分を説明しようとはしません。

非順応者がいる会議では、誰も触れなかった前提が見直されることがときどきあります。不安になると、違うために違う行動をとるようになり、関係に必要なものを取りこぼします。非順応者は集団に合わせるのではなく、独立性を守りながら協業もできるようになって成長します。

核心

中心となる特性

非順応者にはまず自分の基準があり、規則はその基準と比べてから受け入れるかを決めます。反抗ではなく、基準の問題です。

多くの人が同意したことにも、このタイプは根拠をもう一度尋ねます。反対するためではなく、自分が納得するために尋ねるのです。慣習と違っていても自分の意見を言おうとする特性が、ここに表れます。

協調性の点数だけでは、非順応者のことは分かりません。このタイプが独立性のおかげでいつ役に立ち、独立性のせいでいつ孤立するのかも、一緒に知る必要があります。

強み

強み

独立性

非順応者は独立性があるので、会議で皆が聞き流していた前提を一度問い直します。非順応者がその問いを出した後に、議論が本当に始まることがあります。

自分の基準・慣習への問い

方向を決めるとき、非順応者は自分の基準と慣習への問いを使います。多数が正しいと言うから正しいとは限らないという姿勢のおかげで、判断の幅が広がります。

表現の自由・境界の感覚

どこまでが自分の仕事で、どこからがほかの人の仕事かをはっきりさせる人とは、長く一緒に働きやすくなります。非順応者の表現の自由と境界の感覚は、関係の中でこう使われます。

作動の流れ

どのように働くか

規則を検討し、自分のやり方を立てるのが非順応者の仕事です。次の四つの段階は、その順序です。

ステップ 1

慣習が自分に合うかを問います。

ステップ 2

自分のやり方と基準を守ります。

ステップ 3

異なる視点で、場の雰囲気を変えます。

ステップ 4

独立しようとする態度を、関係の中でも説明する必要があります。

偏りやすいパターン

調整すべきポイント

協業の調整、妥協の言葉、共通の基準が低いと、非順応者は正しいことを言っても一人残されます。言っていることは正しかったのに、一緒にやる人がいません。

何が正しいかより、ほかの人と同じにならないことが目的になる瞬間があります。そこからは、自分の基準まで相手に預けたことになります。非順応者が不安なほど、こうしたことがよく起きます。

反対するときに、何に反対するのかと、代わりに何ができるのかを一緒に言えば十分です。従えということではなく、反対するときは代案まで言えということです。

所属
独立
協議
自分の基準
規則の受容
規則への問い
関係 · 仕事 · 成長

関係と仕事での成長の方向

関係で

断るときは、理由を一度は伝えるほうがよいでしょう。非順応者には当然の境界の示し方が、相手には関係を断つという言葉に聞こえるからです。

仕事で

既存のやり方が合わない仕事、新しい基準を立てなければならない仕事で、非順応者はほかの誰よりも役に立ちます。問いを出すだけで終わると実行する人が疲れるので、代案も一緒に出してもらう必要があります。

成長の方向

非順応者の成長は、基準が弱まることとは関係がありません。自分の基準をほかの人にわかる言葉に置き換えること、独立性を守りながら協業もできるようになることが成長です。

一緒に働くとき

結論を通告すると、非順応者は動きません。なぜそう決めたのかを伝え、非順応者が根拠に納得すれば、誰よりも速く動きます。

公開参考例

このタイプに近い人物

以下の人物は「この人がNonconformistである」と診断するものではありません。公開されている役割や代表的な場面から、近い作動方式を理解するための参考例です。

インド
マハトマ・ガンディー

インドの独立運動の指導者。

塩の行進

既存の権力の規則に別のやり方で立ち向かった場面は、自分の基準と社会の変化をつないだ事例です。

アメリカ
ローザ・パークス

アメリカの公民権運動家。

バスの座席の分離の拒否

不当な規則に従わなかった公の場面は、非順応者の原則ある不服従を見せます。

アメリカ
モハメド・アリ

アメリカのボクサー。

信念による徴兵拒否

世界チャンピオンだったアリは1967年、信念を理由にベトナム戦争への徴兵を拒み、タイトルを剥奪されて選手生活の盛りの3年を失いました。最高裁で無罪が確定したあとリングへ戻り、再びチャンピオンになりました。自分の基準を守る代価を実際に払った事例として残っています。

メキシコ
フリーダ・カーロ

メキシコの画家。

自分の経験を固有の絵画の言語で表したこと

既存の美の規範より自分の経験とアイデンティティを前に立てた仕事は、非順応者の自己表現に触れています。

NLオランダ
バールーフ・スピノザ

オランダの哲学者。

破門ののちの独立した思索

スピノザは二十三歳のとき、自らの見解のために共同体から破門されましたが、考えを変える代わりにレンズを磨いて生計を立てながら哲学を続けました。大学教授の招きも、思索の自由が制限されることを恐れて断り、代表作のエチカは死後に出版されました。

同じグループの他のアーキタイプ

このタイプの相性

よくある質問

非順応者とはどんな人ですか?

ほかの人が決めた基準をそのまま受け入れず、自分の判断でもう一度考え直す人です。英語の名前は、国教に従わなかった人々を指した言葉から来ています。Beyond Personaは、この原型かどうかを言葉の意味ではなく測定で判断します。自分の基準を守る力と集団に合わせる力のどちらが実際に前に出ているかを、36の特性の点数で確かめます。

自分は非順応者でしょうか? どうすれば確かめられますか?

自分でそう感じることと実際の反応は、よく食い違います。規則が嫌いだと言いながら、圧力を受けると先に合わせる人もいれば、その逆の人もいます。無料診断の76問で最も近いタイプを確かめられ、288問の全体分析では、29の原型のどれにどれくらい近いかを順位で確かめられます。

非順応者と変革者はどう違いますか?

どちらも既存のやり方をそのままにしません。目的が違います。非順応者は自分の判断を守るために距離を置き、一人で違う選択をすれば十分です。変革者は、やり方そのものを変えるために対立し、ほかの人を巻き込みます。だから非順応者は静かに別行動をとり、変革者は公に反対します。

非順応者はどんな反復に陥りやすいですか?

本心を口にしないことがよくあります。説明してもどうせ通じないと先に判断すると話さなくなり、長く黙った後には、まとめて強い言い方になります。下の反復パターンの一覧は、この原型を決める特性と、その反復を起こす特性が重なる度合いを計算して選びました。

非順応者は一生変わらないのですか?

気質は大きくは変わりませんが、どの原型に近く出るかは変わることがあります。自分の判断を守る力はそのままでも、自分をどれだけ正確に知っているかが変われば、同じ状況で違う選択をします。だから測定は一度で終わる診断ではなく、今の反応の仕方を確かめるものです。

この原型とよく一緒に現れる反復

測定で見る軸が重なる項目です。人が選んだのではなく、測定ルールから計算しています。

自分の結果が非順応者にどれくらい近いか、確認してみてください。

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