なぜ初めは互いに惹かれるのか
非順応者は、どんな状況でも変わらない守護者のしっかりした姿に、なぜか惹かれます。守護者には、非順応者にない安定がたっぷりあるからです。
守護者は反対に、ためらわずに新しく問い直す非順応者の自由さに魅力を感じます。非順応者は、守護者が守ってきたやり方の外にも可能性があることを見せてくれるからです。
非順応者は決められた規範を拒んで新しく問い直し、守護者は守るべき秩序を最後まで守ります。非順応者は変えようとする人で、守護者は守ろうとする人です。
一つの社会には、改める人と残す人の両方が必要ですが、一つの関係の中では、二人は正面から対立しやすくなります。以下では、二人がどんなことで互いを疲れさせるのか、それでも互いから何を学べるのかを率直に書きました。
非順応者は、どんな状況でも変わらない守護者のしっかりした姿に、なぜか惹かれます。守護者には、非順応者にない安定がたっぷりあるからです。
守護者は反対に、ためらわずに新しく問い直す非順応者の自由さに魅力を感じます。非順応者は、守護者が守ってきたやり方の外にも可能性があることを見せてくれるからです。
二人のいちばん深い対立は、何が正しいかをめぐって生まれます。非順応者は確かめられていない慣習をなくそうと言い、守護者は長く保ってきた秩序をむやみに変えるなと言います。二人とも自分のほうが道徳的に正しいと信じているので、歩み寄るのが難しいのです。
権威の見方も正反対です。非順応者は権威そのものを疑い、守護者は権威が社会を保っていると考えます。同じ事柄について、非順応者は抵抗を考え、守護者は秩序を考えます。
非順応者が規範に挑むほど守護者はもっとかたくなに反対し、守護者が強く反対するほど非順応者はもっと激しく抵抗します。二人とも自分の価値を守ろうとした行動で、相手をより極端な行動へ向かわせることを繰り返します。
こうしたことが重なると、非順応者は理解されないと感じて寂しくなり、守護者はいつも脅かされていると感じて疲れます。どちらも相手を悪人だとは思っていないのに、二人のあいだには対立だけが残ります。
逆説的ですが、社会は変える人と守る人が一緒にいるときにいちばん健全です。非順応者は守護者のそばで責任を持って改める方法を学び、守護者は非順応者のそばで古いものを手放す勇気を得ます。
一つの社会には、もともと変える人と残す人の両方が必要です。二人が互いを敵ではなく、バランスを取ってくれる相手として理解しはじめれば、二人は対立していた二つの価値を一緒に守る方向を見つけられます。
価値観が違うことをいちばんはっきり知る関係です。正しいかどうかを争う前に、相手が何を守ろうとしているのかを聞くとき、二人は近づきます。
二人の生き方は正面から分かれやすいものです。変えようとすることも守ろうとすることも、愛情を表す別のやり方だと分かるとき、二人はその違いに耐えられます。
改めようとする人と安定を守ろうとする人が言い争って、仕事が止まりやすくなります。何を変えて何を守るかの境界を一緒に決めれば、二人は違いを仕事を進める力として使えます。
二つの勢力は、いちばん大きな規模で向き合います。相手を取り除く対象ではなく、バランスを取る相手として見るとき、社会は一方に偏りません。