ESTJ男性の特徴は、やると決めたことをそのとおりにやり遂げることです。はっきり指示する同じ話し方でも、ESTJ女性とは違って男性はリーダーシップがあると評価されることが多くあります。引っ張る役目を男性のものと見る目がまだ残っているからです。その評価のおかげで話し方を振り返る機会がなく、近い人が傷ついていたことを後から知ることもあります。
ESTJ男性はどんな場面に出会っても、片づける順番から決めます。何が問題で何から手をつけるかをほぼその場で整理しますが、その根拠は考え出したものではなく、自分がやってみて通用した方法です。
整理したことはすぐ言葉にします。誰が何をいつまでにやればいいかをはっきり言うので、この人がいる場所では担当の決まらない仕事が残りません。
進んでいる間も点検を続けます。決めたとおりになっているか、期限に間に合うか、抜けはないかを確かめるのです。やってみた経験と照らす確認なので正確で、その正確さが信頼になります。
新しいやり方も検討はします。ただし判断するときはいつもやってみたことのほうを信じるので、確かめていないものをすぐ使うことはまれです。今のやり方が通用しなくなってから、別の方法を探します。
一つめは、融通がきかないという言葉です。気の毒な事情を聞かされても、たいていは決まりのほうを守るからです。例外が増えると、まじめに守ってきた人が損をすると何度も見てきたのです。
二つめに、言い方がきついという指摘を受けます。声が大きく言葉が直球なので、本人はそのまま言っただけなのに相手は叱られたと感じます。このずれがよく起きます。
三つめは、気持ちを言葉にするのが苦手だということです。ありがたい、すまない、大事に思うという心がないのではなく、それを言葉に移すのが難しいだけです。代わりに先回りして用意し、代わりに片づけておきます。
四つめは、事務的だと言われることです。相手の機嫌を見るより先に用事を片づけるからです。問題を早くなくしてあげたいのですが、なぐさめを求めていた相手には冷たく感じられます。
近い間柄ほどこのずれが大きくなります。家族が求めていたのは話を聞いてもらう夜だったのに、この人はその時間に家族の用事を代わりに片づけていたのです。かけた心の量は多いのに、届いた量が少ないという損です。
言葉より行いで示します。相手が必要だと言ったものを覚えておいて用意し、会う日の予定も予約もこの人が引き受けます。このタイプにとってはそれが愛情です。
約束は正確に守ります。決めた時間に出てきて、やると言ったことをやるのです。その代わり相手にも同じものを求めるので、遅れや忘れが繰り返されるとその点をはっきり言います。
もめたときは問題から整理しようとします。何がまずくてどう直せばいいかを話すのですが、相手が求めていたのがなぐさめだった場合、この瞬間にお互いの気持ちが離れます。何を求めているのかを先に伝えれば、そのとおりにしてくれる人です。
一度決めた相手とは最後まで行きます。何人かを見比べるほうではなく、この人だと思ったらその後は気持ちを変えにくいので、始まりは遅くても続いている間は心強いです。
約束を守ることがいちばん効きます。時間どおりに来て、やると言ったことをやり、できなくなったら先に伝えることです。この人はそれを正確に覚えています。
やってくれたことに気づいてあげる必要があります。黙って引き受けて、やったと見せない人なので、気づいて一言かけるとその言葉を長く持っています。
遠回しに言わないほうがいいです。察してもらうのを待つと、この人は最後までわかりません。何を望んでいるのかをそのまま言えば、そこからは正確に引き受けてくれます。
予定を先に決めておくのも好みます。急に決まる用事を負担に思う人なので、どこへ行くか何時に会うかだけ決まっていれば、あとは自分で用意するのです。
ISFPやINFPが合うという記事をよく見かけます。落ち着いた人が厳しい人の言い方を和らげてくれるという説明です。
もっとも、タイプ一つで人を組み合わせられるわけではありません。実際に問題になるのは三つです。
指示する言い方に相手が耐えられるか、つらいという言葉に方法を出すべきか聞くだけでいいのか、決めておいた予定が変わることをどう受け取るかです。
このタイプには一つめがいちばん大きいです。本人は効率だけ考えて言っているのに、相手は命令として受け取ります。家の中まで同じ言い方が続くと、相手は尊重されていないと感じるのです。お願いする言い方に変えるだけで、関係が大きく変わります。
決まった手順を正確に回す仕事が向いています。運営、管理、生産、物流、品質、現場の監督といった役目がそうです。
これは適性の話で、この仕事でなければならないという意味ではありません。
向かないと言われやすいのは、基準がはっきりしないまま進める役目です。何を正解とするかが決まっていないと力が出ません。
人に任せる場面が多い場所でよく働きます。誰が何をいつまでにやるかを配る作業が、この人には負担になりにくいからです。
指摘を伝える場を分けておくと周りが楽になります。直すべき点はその場で言いたい人なので、二人のときに言うと決めておくと同じ内容でも伝わり方が変わります。
ESTJ男性がみんな仕事だけを見ているわけではありません。タイプは外に出た方法を言うだけで、その人がどこを見ているかまでは言いません。
たとえばあるESTJ男性は、仕事を進めながらも誰がつらそうかを先に見るので、追い立てるとは言われません。
仕事を進める力と人を見る力の割合は、同じESTJ男性の間でもまちまちです。Beyond Personaはそれを 36 の傾向に分けて測ります。
ESTJ男性はなぜ気持ちを表さないのですか
心がないのではなく、それを言葉に移すのが難しいのです。代わりに先回りして用意し、代わりに片づけ、必要なものを前もって置いておきます。それがこの人の表し方です。
ESTJ男性の言い方がきついと言われるのはなぜですか
声が大きく言葉が直球だからです。本人はそのまま言っただけなのに、相手は叱られたと感じます。傷つける気はないので、言えば言い方を直そうとするのです。
ESTJ男性ともめたときはどうしますか
今ほしいのが解決なのか聞いてもらうことなのかを先に言えば済みます。言わないとこの人は問題から片づけようとしますが、言えばそこからはよく聞いてくれます。
ESTJ男性はなぜ例外を認めないのですか
例外が増えると、まじめに決まりを守ってきた人が損をすると何度も見てきたからです。事情がわからないのではなく、事情も見えて心も動くなかで全体の公平を選んでいます。
同じ MBTI タイプでも、人によって違います。 Beyond Persona は 36 の傾向を別々に測り、その違いを見ます。
この文書は自己理解を助けるための行動パターンの説明であり、医療・心理の診断や相談に代わるものではありません。日常生活が揺らぐほどの困難が続く場合は、専門家の助けを受けることをお勧めします。