一方は一日に何度も連絡し、もう一方は夜に一度だけ連絡します。この差はたいてい、気持ちの大きさが違うからではなく、連絡する目的が違うことから出ます。
連絡する目的が違うからです。一方の人は、今つながっていることを確かめるために連絡し、もう一方の人は、伝えることがあるときに連絡します。伝えることがあるときに連絡する人は、伝えることがなければ連絡しません。
働き方によっても、返事をするタイミングが違います。一つのことに長く集中する人は、途中で返事をすると元の作業に戻りにくくなるのです。返事が遅いのは関心が減ったからではなく、作業を途中で止められないからという場合が多くあります。
自分は後回しなのだと感じます。そうして仕事より後だと受け取ってしまうと、連絡の中身より、返事が来た時刻を先に見てしまうのです。
待つあいだ、あれこれ解釈してしまいます。確かめる方法がないので一人で結論を出し、その結論を信じたまま次の会話を始めるのです。会って話してみると、たいてい事実とは違います。
元気を取り戻す方法が違います。一人でいないと元気が戻らない人は、連絡が多いと休めません。人といないと元気が戻らない人は、連絡がないと、休んでも休んだ気がしないと感じます。
関係が大丈夫かを確かめるよりどころも違います。よく話すことで確かめる人もいれば、約束を守ることで確かめる人もいるのです。約束を守ることで確かめる人は、連絡が少なくても、会うと決めた日には必ず来ようとします。
回数を決めるより時刻を決めるほうがうまくいきます。一日に何回という約束は守りにくいのですが、昼どきと寝る前という約束なら守れます。待つ側も、いつ連絡が来るか分かるようになるのです。
返事が遅くなるとき一文を先に送れば、待つ側の不安はずっと減ります。今は会議中だから夜に返すという程度で足ります。待つ人にとって問題なのは、返事が遅いことではなく、いつ返事が来るか分からないことだからです。
二人とも、連絡で相手の気持ちを確かめようとするようになります。どれだけ早く返すかで相手の気持ちを判断し始めると、二人とも連絡の中身に集中できません。
少ないほうは、返さなければという負担から、返事をもっと後回しにします。多いほうは返事が遅れるのを見て、もっと連絡します。二人が互いに反対の行動をとるので、連絡の回数の差がもっと大きくなるのです。
二人がどれくらいの頻度で連絡するかは、性格タイプの名前だけでは見当がつきません。同じタイプでも、一人の時間がどれだけ必要かが違えば、ちょうどよい回数は大きく変わります。
関係分析では、二人が違うところと、繰り返し起きそうな言い合いを場面として示します。連絡のことで言い合いになりやすい二人ならその場面が見られるので、その場面を見て、二人が守れる回数を決めればよいのです。
この文書は自己理解を助けるための行動パターンの説明であり、医療・心理の診断や相談に代わるものではありません。日常生活が揺らぐほどの困難が続く場合は、専門家の助けを受けることをお勧めします。
この記事はタイプ一般の話です。 あなたの組み合わせで実際にどう出るのかは、測定で確かめます。