一緒に行けば楽しいはずだったのに、二人は初日から疲れます。一方は決めたとおりに回りたく、もう一方はその場で決めたいのです。好みが違うからではなく、決め方が違うので言い合いになります。
決めることの数がふだんよりずっと多いからです。どこへ行くか、いつ食べるか、いくら使うかを一日に何度も決めることになり、そのたびに二人は違うやり方で決めようとします。
一人になる時間がないことも理由です。家では各自やっていたことをすればよいのですが、旅行では一緒にいる時間が続くので、小さなことで気まずくなっても、そのまま一緒に過ごし続けることになります。
日程を組んだ側は、用意したものが無駄になったと感じます。時間をかけて調べたのに、計画がその場で変わると、その苦労を軽く見られたと考えるのです。
その場で決めたい側は、休みに来たのに時間割に従わされていると感じます。決まった時刻に合わせて動くのが会社にいるときと変わらないなら、旅行に来た意味がないと考えます。
決めるのがいつかが違います。先に決めておかないと落ち着かない人は、決まっていない状態に耐えにくいのです。状況を見て決める人は、先に全部決められると窮屈なのです。
旅行で受け取りたいものも違います。見るものを全部見て帰りたい人と、何もせずに休みたい人が同じ場所に行くと、二人が望む一日の日程は正反対です。
すべての日程を二人の意見の中間に合わせるより、時間を分けるほうがうまくいきます。午前は決めたとおりに、午後はその場で決めるという分け方なら、二人とも望むとおりに回れます。一日じゅう中間に合わせると、どちらも満足できません。
別々に動く時間を先に入れておきます。半日を各自で回って夕方に会うのは、仲が悪いからではありません。旅行を最後まで楽しむためです。
一緒に行くのを避けるようになります。旅行のたびに喧嘩すると、次からは行こうと言い出さなくなり、一緒に作る思い出も減っていくのです。
二人は、旅行で言い合ったことを長く覚えています。ふだんと違って離れられない状態で聞いた言葉なので、はっきり覚えていて、あとで別のことで喧嘩するときに、その言葉をまた持ち出します。
旅行で気づくのは、好みではなく、二人の決め方です。好みは合わせられますが、決め方が違うと一日に何度も言い合うことになるので、先に知っておくほうがよいでしょう。
二人とも測定を終えると、関係分析で二人の違うところを見られます。先に決めておきたい人とその場で決めたい人が出会っているなら、その違いを確かめられるので、旅行の前に日程をどこまで細かく組むかを先に話せます。
この文書は自己理解を助けるための行動パターンの説明であり、医療・心理の診断や相談に代わるものではありません。日常生活が揺らぐほどの困難が続く場合は、専門家の助けを受けることをお勧めします。
この記事はタイプ一般の話です。 あなたの組み合わせで実際にどう出るのかは、測定で確かめます。