独立したあとも親と話すと同じことで言い争います。親は心配を言い、子はそれを干渉として聞きます。愛情がないからではなく、親と子が基準にしている時期が違うのです。
親と子が基準にしている時期が違うからです。親は子が手助けを要した時期を基準に話し、子は、自分は今は自分で決める人だということを基準に聞きます。
心配の言い表し方も理由です。親は心配をたいてい質問や指摘として言い表すのですが、子には信じていないという言葉に聞こえます。
独立したことを認めてもらえないと感じます。自分で決めて引き受けているのに親が毎回確かめると、大人として扱われていないと考えるようになるのです。
子は話す量を減らします。知らせれば心配と助言を一緒に聞くことになるので、大事なことほど言わなくなり、親は子が前と違うとがっかりするのです。
うまくいかない場合とうまくいく場合のどちらを先に見るかが違います。うまくいかない場合を先に見る親は子の選び方をいつも不安がり、うまくいく場合を先に見る子は、その心配を要らないものと考えます。
関係の中で受け持ってきた役目を、どれだけそのまま続けようとするかも違います。親の役目を続けるべきだと見る人もいれば、子が大人になれば関係も変わるべきだと見る人もいます。世代だけの話ではなく、特性の話でもあるのです。
子の側は、決めたことを知らせるだけにして、どうすればよいかは尋ねません。どうしようかと尋ねると助言が続きますが、こうすることにしたと知らせれば話は短くなります。
親の側は、心配を質問の形で遠回しに言わず、心配だとそのまま言います。なぜそうするのかという問いより、心配だという言葉のほうを、子はずっとよく受け取ります。同じ気持ちでも、子は違うふうに聞くのです。
連絡が減ります。話すたびに同じことで終わると子の側が先に回数を減らし、親は理由を知らないままがっかりします。
親は大事なことをあとから知ることになります。子は転職や引っ越しを全部決めてから知らせ、親はあとになって知ったことで、またがっかりするのです。
親と子が言い合うのは、愛情がないからではないことが多いのです。うまくいかない場合をどれだけ大きく見るかと、受け持ってきた役目をどれだけそのまま続けようとするかが違うのです。言い合う理由が愛情ではなくこうした違いだと分かれば、同じ言葉も違うふうに聞けます。
親と子がどちらも測定を終えれば、家族としての関係分析を見られます。「こう言えば、こう聞こえる」が二人の結果に合わせて出ます。心配をどう言えば干渉に聞こえないか、決めたことをどう知らせれば軽んじられたと聞こえないかを決められるのです。
この文書は自己理解を助けるための行動パターンの説明であり、医療・心理の診断や相談に代わるものではありません。日常生活が揺らぐほどの困難が続く場合は、専門家の助けを受けることをお勧めします。
この記事はタイプ一般の話です。 あなたの組み合わせで実際にどう出るのかは、測定で確かめます。