一方は今から準備しようと言い、もう一方はまだ早いと言います。気持ちの大きさが違うのではなく、決めるのに必要な条件が互いに違うのです。
準備ができたと判断する条件が違うからです。一方は気持ちが決まれば準備ができたと考え、もう一方はお金と仕事が落ち着いてはじめて準備ができたと考えます。同じ関係なのに結論が違うのです。
時間の数え方も違います。付き合った期間で数える人もいれば、これから必要な準備期間で数える人もいるのです。前者は十分長く付き合ったと言い、後者はまだ足りないという答えです。
相手に確信がないのだと受け取ります。時期を延ばそうという答えばかり聞いていると、関係そのものをためらっているのだと解釈してしまうのです。
尋ねること自体も難しくなります。同じ質問をもう一度すると急かす人になるので我慢し、我慢しているあいだに相手の気持ちを一人で推し量ります。その推し量りが別れる理由になることもあるのです。
決めるのに必要な情報が違います。大きな決定ほど条件を全部確かめたい人もいれば、方向が合っていれば細かいところはやりながら決めればよいと考える人もいるのです。
先のことをどう見るかも違います。うまくいかない場合を先に考える人にとって、結婚は取り消しにくい決定なので慎重になります。うまくいく場合を先に見る人にとっては、延ばすこと自体が損です。
いつするのかではなく、何がそろえばするのかを尋ねるほうがよいでしょう。条件を言えるなら一緒に準備できますし、条件を言えないなら、それが答えです。
延ばす側は、次にいつ話すかを決めて伝えます。何か月かあとにもう一度話そうと時期を決めれば、相手は待てます。そのうちにという言葉だけでは、何も決まりません。
話すこと自体を避けるようになります。切り出すと言い合いになるので互いに言わなくなり、表向きは静かでも、各自が別の計画を立て始めるのです。
待っている側が先に関係を終わらせます。何年か待ったあとには説得する気持ちも残っていないので、別れようという言葉が相手には急に聞こえます。
結婚の時期の差は、気持ちの差ではなく決め方の差であることが多いものです。どちらなのかを見分けられないと、まちがった結論を出します。
関係分析の初めの部分は、二人がそれぞれ何を先に見る人なのかを説明します。一方が条件を先に確かめる人ならその説明で分かるので、結婚の話をするときに何から整理すればよいかが見えてきます。
この文書は自己理解を助けるための行動パターンの説明であり、医療・心理の診断や相談に代わるものではありません。日常生活が揺らぐほどの困難が続く場合は、専門家の助けを受けることをお勧めします。
この記事はタイプ一般の話です。 あなたの組み合わせで実際にどう出るのかは、測定で確かめます。