仕事そのものに問題はないのに、報告のたびに指摘を受けます。正しいか間違っているかの話ではなく、何を先に見るかが互いに違うのです。
判断の基準が違うからです。結果から見る上司には過程の説明が長く見え、過程を確かめたい上司には結論だけの報告が心もとなく見えます。
仕事の順番も違います。計画を立てきってから始める人と、始めてから直していく人が上司と部下として組むと、部下は同じ仕事で毎回違う指示を受けると感じるのです。
何を直せばよいのか分からないまま、評価だけを受けていると感じます。仕事の向きではなく働き方だけを指摘されると、次に何を変えればよいのか分かりません。
報告そのものが負担になります。どう言っても指摘されると思うと報告を先延ばしにするようになり、報告が遅れると、上司はそのことでまた指摘します。
決めるために要る情報が違います。要約だけあれば判断できる人もいれば、根拠を確かめないと判断できない人もいます。上司が根拠を確かめてから判断する人なら、要約だけ出すたびに説明するよう求められます。
細かいところをどれだけ確かめたいかも違います。一つずつ確かめて安心する人もいれば、任せて結果だけ見る人もいます。一つずつ確かめる上司と働くと、自分で決められることは減りますが、上司が何を見て判断するかははっきり分かります。
報告の形を先に尋ねます。結論から先がよいのか過程まで要るのかを一度確かめておけば、そのあとの指摘が大きく減ります。尋ねずに自分のやり方を続けると、上司とよくぶつかります。
指摘を受けたら、次に何をするかを確かめます。何が足りなかったかではなく次はどうすればよいかを尋ねると、指摘された中身を、次にやることを決めるのに使えます。
仕事より人を我慢するのがつらい状態になります。業務そのものはやれるのに報告のたびに緊張していると疲れやすく、その状態が長引くと、会社を辞めることもあります。
上司も、一度下した見方を変えなくなります。何度か報告を受けてこの人は仕事ができないと結論づけると、そのあとの結果もその見方に合わせて見るので、見方を変えるには長くかかるのです。
上司の特性は、指示よりも聞き返す質問に表れます。毎回根拠を尋ねるのか日程から尋ねるのかを何度か見れば、何を大事に見る人なのか分かります。
上司も測定を終えているなら、関係分析で同僚としての関係を見られます。二人がそれぞれ何を先に見る人なのか、どんな仕事で意見が分かれるのかを確かめられるので、指摘を受ける前に報告の形を合わせられるのです。
この文書は自己理解を助けるための行動パターンの説明であり、医療・心理の診断や相談に代わるものではありません。日常生活が揺らぐほどの困難が続く場合は、専門家の助けを受けることをお勧めします。
この記事はタイプ一般の話です。 あなたの組み合わせで実際にどう出るのかは、測定で確かめます。