感情を失ったワーカホリック、何が出会って生まれるのか
終わりのない勤勉、一か所にだけ絞り込む没頭、そして他人の感情に長く気づかなかった状態。一人の人が三つの特性を同時に強く持つとき、このパターンが発現します。別々にあればそれぞれ才能ですが、三つを一緒に持つ人は、休まず働きながらも自分を回復させられない暮らしをすることになります。
仕事でしか自分の価値を確かめない人
感情を失ったワーカホリックは仕事を止められない人。仕事中毒者。
現れる役割53のうちの一つ終わりのない勤勉、一か所にだけ絞り込む没頭、そして他人の感情に長く気づかなかった状態。一人の人が三つの特性を同時に強く持つとき、このパターンが発現します。別々にあればそれぞれ才能ですが、三つを一緒に持つ人は、休まず働きながらも自分を回復させられない暮らしをすることになります。
夜明けのメール、週末の会議、休暇先で開くノートパソコン。このパターンのある人は、休む時間には、むしろ罪悪感を覚えます。自分の価値を今日こなした仕事の量だけで判断し、仕事と仕事のあいだの空いた時間さえ仕事で過ごします。
近しい人が気持ちを打ち明ける話が、ある時点から非効率に聞こえ始めたなら、身近な人に接するときにもこのパターンのとおりに振る舞っているということかもしれません。
心理学は、深い没頭と仕事依存を区別します。深く没頭する人は働きながら力を回復し、仕事に依存している人は働くほど疲れます。同じように残業しても、没頭する人は回復し、仕事に依存している人は消耗します。働き方が仕事依存に近いほど、このパターンは濃くなります。
同じパターンでも、弱く表れている人と強く表れている人とでは、暮らし方が違ってきます。
薄いときは、意識して回復する習慣をつければ釣り合いを保てます。濃くなるほど、仕事以外の生活の領域を、知らないうちに失っていきます。自分の発現の強さは、測定結果の該当する項目に書かれています。
このパターンは、やることがあると現れ始めます。夜明け前のメール、週末の会議、休暇先で開くノートパソコン。休んでいる時間には、かえって罪悪感を覚えます。自分の価値を今日こなした作業の量で判断し、仕事と仕事の間の空いた時間さえ仕事で埋めます。仕事を止めると、何をすればいいのか分かりません。
このパターンは、外からは誠実なことと見分けにくいものです。深く打ち込む人は働きながら元気を取り戻し、仕事中毒の人は働くほど疲れていきます。同じように残業しても、打ち込む人は回復し、仕事中毒の人は疲れ果てていきます。無料の76問ではおおまかな傾向しか分からず、288問の全体分析で36の特性を測ってこそ、正確な値を確かめられます。
どちらも、仕事をやめられません。違うのは、やめられない理由です。職人は、欠点を見ています。もっと磨けるところが見えるので、終えられないのです。ワーカホリックは、空いた時間に耐えられません。休むこと自体が居心地悪いので、次の仕事を引き受けます。そのため、職人は一つのことを長く手放さず、ワーカホリックは次々に新しく引き受けます。
このパターンを、間違った性質とは見ません。勤勉さと没頭は、それぞれが才能です。没頭か仕事中毒かは、働きながら回復できるかどうかで分かれます。働きながら元気を取り戻せるなら没頭で、働くほど疲れていくなら仕事中毒に近いのです。薄く発現しているうちは、意識して回復する習慣を一つ身につけるだけでも、釣り合いを保てます。
この文書は自己理解を助けるための行動パターンの説明であり、医療・心理の診断や相談に代わるものではありません。日常生活が揺らぐほどの困難が続く場合は、専門家の助けを受けることをお勧めします。